令和グループ(ISOコンサルティング)

「ISOを取りたい」と思ったら最初に読む記事|初心者向け取得ステップと注意点を解説

 

なぜ今「ISOを取りたい」と思うのか?

 

「ISOを取りたいけど、何から始めればいいのか分からない」
そんな声を多くの中小企業から耳にします。

 

背景には、取引先からの要求や入札条件としてISO取得を求められるケースが増えていること、または社内の品質管理や環境対策を見直したいという内発的な動機もあります。

 

例えば、ある製造業の経営者様は「顧客から『ISO9001を取ってくれ』と言われたけれど、社内に知識がなく、何から着手していいか分からなかった」と語っていました。

 

この記事では、そんな「ISOを取りたい」と思った方が、最初の一歩を踏み出すためのガイドをお届けします。

 

 

ISOとは?初心者でもわかる基本のキ

 

そもそも「ISO」とは何かをご存じでしょうか?

 

ISO(International Organization for Standardization:国際標準化機構)は、製品やサービスの品質、安全性、効率性を高めるための国際的な規格を定めている団体です。

 

企業が取得を目指す「ISO認証」は、この国際規格に準拠していることを第三者機関が認める仕組みです。

 

主なISO規格は以下の通りです:

  • ISO9001:品質マネジメントシステム(もっとも一般的)
  • ISO14001:環境マネジメントシステム
  • ISO45001:労働安全衛生マネジメントシステム

 

なかでもISO9001は、業種・規模を問わず多くの企業が取得しています。品質を安定させ、顧客からの信頼を得るための強力なツールとなるからです。

 

 

ISOを取りたい」と思ったとき最初にやるべきこと

 

ISOを取りたいと考えたとき、いきなり書類を作成しようとするのはNGです。まずは次の3点を整理しましょう。

 

① なぜ取得したいのかを明確にする

「取引先から求められて」「新規顧客獲得の武器にしたい」「品質を安定させたい」など、目的によって運用の仕方も変わります。

 

② どのISOを取るかを決める

目的に合った規格を選定しましょう。多くの中小企業はまず「ISO9001(品質)」から着手することが多いです。

 

③ 社内体制を整える

経営層の意思決定と担当者の任命が重要です。現場を巻き込む体制がなければ、形だけのISOになってしまいます。

 

 

取得までのステップを簡単に解説

 

ISO取得は以下のような流れで進みます。

 

Step1:現状の把握(ギャップ分析)

今の業務がISO規格と比べてどう違うのかを整理します。

 

Step2:文書作成と仕組みづくり

規格に沿ったルールを決め、必要な記録やマニュアルを作成します。

 

Step3:社内教育と実行

ルールに基づいた業務を行い、記録を残していきます。

 

Step4:内部監査・マネジメントレビュー

自社内で監査を行い、仕組みが機能しているかをチェックします。

 

Step5:外部審査(ステージ1・2)

審査機関による2段階の審査を受け、問題がなければ認証取得です。

 

ISO認証取得ステップについての詳しい説明は、ここをクリックしてください。

 

 

よくある失敗とその対策

 

「ISOを取りたい」と考えた多くの企業が陥るのが、以下のような失敗です。

 

■形だけのISOになってしまう

認証を取ることが目的になり、実際の運用がされないケース。対策としては、現場に役立つ仕組みづくりを意識することです。

 

■社内の協力が得られない

「めんどうなルールが増えるだけ」と思われがちです。取得目的をしっかり共有し、教育や巻き込みを丁寧に行いましょう。

 

■コンサル選びを間違える

格安やテンプレート重視の支援では、自社に合った仕組みが構築できないことも。経験豊富なコンサルタントを選ぶことが成功のカギです。

 

 

「ISOを取りたい」と思った方へ|令和グループのサポート

 

令和グループでは、初めてのISO取得を検討する企業様向けに「シンプルで実用的な導入支援」を提供しています。

 

特におすすめしているのが、【無料の一日診断】です。

貴社の業種・規模・目的に応じて、どのような進め方が最適かをコンサルタントが現地で確認し、その場でアドバイスいたします。

 

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実際にこの診断を受けた中小企業様の多くが、「どこから始めてよいかが明確になった」「不安が解消された」と評価してくださっています。

 

 

まとめ:ISO取得は「始めること」が第一歩

ISOを取りたいと考えたその瞬間が、企業の成長の第一歩です。

制度は複雑に見えますが、目的を明確にし、信頼できる支援を受ければ、無理なく着実に進めていくことが可能です。

 

品質の向上、信頼の獲得、そして社員の意識改革――ISO取得の先には、必ずプラスの成果があります。

 

まずは、「一日診断」からスタートしてみませんか?

お気軽にお問い合わせください。

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ISO(9001/14001)一日診断、認証取得のコンサルタント、現状のシステムの見直しと改善、内部監査教育や支援、ご質問などお気軽にお問合せ下さい。貴社のニーズに合う最善のご提案とサポートをご提供いたします。

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    この記事を書いた人

    野田博

    早稲田大学理工学部卒。住友金属工業株式会社にて製鉄所および本社勤務を経て、関連会社の経営に携わる。ISOの分野では、JQAおよびASRにて主任審査員を歴任(現役)。JQAにおいては審査品質・実績が高く評価され、TOP5%審査員として表彰された実績を持つ。対応規格はISO9001、ISO14001。現在は中小企業を中心に、実務に即したシンプルなISO導入・運用支援を行っている。

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