令和グループ(ISOコンサルティング)

ISOギャップ分析とは?ISO9001・ISO14001(単独・統合)の進め方【テンプレート付き】

ギャップ分析ハブ

 

 

ISO規格への対応では、
現状の運用と規格要求事項とのギャップ(差)を整理することが重要です。

 

この作業を ISOギャップ分析(Gap Analysis) と呼びます。

 

ISOギャップ分析には主に次の3つの方法があります。

  • ISO9001単独ギャップ分析
  • ISO14001単独ギャップ分析
  • ISO9001・ISO14001統合ギャップ分析

 

本記事では、
これらの ISOギャップ分析の全体像と進め方を整理します。

 

 

ISOギャップ分析とは

 

ISOギャップ分析とは、
組織の現在の運用とISO規格要求事項との差を確認する作業です。

 

ギャップ分析を行うことで次の内容を整理できます。

  • 規格要求事項に対する不足点
  • 現在の仕組みで対応できている事項
  • 新たに整備が必要な事項

 

この整理を行うことで、
ISO規格への対応を 計画的に進めることができます。

 

 

ISOギャップ分析の種類

 

ISOギャップ分析には主に3つの方法があります。

 

 

ISO9001ギャップ分析

ISO9001ギャップ分析では
品質マネジメントシステム(QMS)の要求事項を確認します。

 

主な確認ポイント

  • 組織の状況
  • リーダーシップ
  • 品質方針
  • プロセス管理
  • パフォーマンス評価
  • 改善

 

👉ISO9001ギャップ分析の解説はこちら

9001gap

 

 

ISO14001ギャップ分析

ISO14001ギャップ分析では
環境マネジメントシステム(EMS)の要求事項を確認します。

 

主な確認ポイント

  • 環境側面
  • 法規制
  • 環境目標
  • 運用管理
  • 緊急事態対応

 

👉ISO14001ギャップ分析の解説はこちら

14001無料ギャップ分析シート

 

 

ISO9001・ISO14001統合ギャップ分析

ISO9001とISO14001を同時に確認する方法です。

統合マネジメントシステム(IMS)を運用している組織では
この方法が効率的です。

 

統合ギャップ分析のメリット

  • 共通要求事項を整理できる
  • 内部監査を統合できる
  • マネジメントレビューを統合できる

 

👉ISO9001・ISO14001統合ギャップ分析の解説はこちら
統合ギャップ分析

 

 

ISOギャップ分析を実施するタイミング

 

ギャップ分析は主に次のタイミングで実施されます。

 

 

新規ISO認証取得

ISO認証を初めて取得する場合、
多くの組織が最初にギャップ分析を実施します。

 

 

ISO規格改訂対応

ISO規格改訂では
新しい要求事項が追加される場合があります。

 

例えば最近の改訂では

  • 気候変動
  • 環境状態
  • 生物多様性
  • 天然資源の利用可能性
  • 品質文化
  • 倫理的行動

などのテーマが議論されています。

 

これらのテーマも
ギャップ分析で整理しておくと対応がスムーズになります。

 

 

更新審査前

更新審査前の自己診断として
ギャップ分析を実施する組織も多くあります。

 

 

ISOギャップ分析の進め方

 

一般的には次の手順で進めます。

 

STEP1

対象規格を決める

  • ISO9001
  • ISO14001
  • 統合マネジメント

 

STEP2

規格要求事項を整理する

 

STEP3

現状とのギャップを確認

 

STEP4

改善計画を作成

 

STEP5

運用改善

 

 

ISO9001・ISO14001統合ギャップ分析テンプレート

 

reiwag.jpでは
ISO9001・ISO14001統合ギャップ分析テンプレートを公開しています。

 

特徴

  • 約30項目で整理
  • 統合マネジメント対応
  • 実務担当者が使いやすい構成

 

👉統合ギャップ分析テンプレート(ダウンロード)

統合ギャップ分析

 

 

ISOギャップ分析関連記事

 

より詳しい内容は次の記事で解説しています。

  • ISO9001ギャップ分析
  • ISO14001ギャップ分析
  • ISO9001・ISO14001統合ギャップ分析

 

 

まとめ

 

ISOギャップ分析は
ISOマネジメントシステム対応の第一歩です。

 

特に

  • ISO9001
  • ISO14001
  • 統合マネジメントシステム

を運用する組織では
統合ギャップ分析が効率的です。

 

まずは現状と規格要求事項の差を整理し、
計画的に対応を進めることが重要です。

 

この記事を書いた人

野田博

早稲田大学理工学部卒。住友金属工業株式会社にて製鉄所および本社勤務を経て、関連会社の経営に携わる。ISOの分野では、JQAおよびASRにて主任審査員を歴任(現役)。JQAにおいては審査品質・実績が高く評価され、TOP5%審査員として表彰された実績を持つ。対応規格はISO9001、ISO14001。現在は中小企業を中心に、実務に即したシンプルなISO導入・運用支援を行っている。

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